みなさんこんにちは。フクシマタロウです。
今回は、私が実際に採用して後悔した、要らなかった設備について解説していきます。
新築注文住宅はオーダーメイドなので、建売住宅や中古住宅、マンションなどと比べて決めなければならない仕様が非常に多いです。間取りに始まり、フローリングの種類から照明器具まで一つひとつ選んでいかなければなりません。お金が無限にあるならハイグレードなもので統一したいところですが、そうはいかないのが現実です。
必要なものを適切なグレードで選んでいくことが、予算オーバーにならない秘訣です。そして、不要なものはバッサリ切り捨てるというのもポイントになります。
そんなあなたに、家を建てる前にぜひ読んでいただきたいのが当記事になります。建てた後ではやり直しができませんので、ぜひ最後まで読んでいただきたいと思います!
はじめに
新築注文住宅は、標準仕様 + オプションで建物費用が決まっていきます。建てる人のこだわりが、オプションにははっきり出ます。
こんな設備をつけたいとか、あんな仕様にしたいとか、憧れを形にする作業はとても楽しいものです。しかしながら、それはもちろんお財布との相談になるわけで。予算の範囲内で、可能なオプションを必要な分だけ採用していくことになります。
とりわけオプションに関しては、「つけてよかった!」とか、「つけても使わなかった!」など、つけた後の感想が色々なメディアに溢れています。そういうコンテンツを見て自分の参考にする方も多いと思います。
しかしオプションは増やせば増やすほどコスト上昇に直結しますので、採用するかどうかは皆さん悩まれるところだと思います。
ところが、バルコニーや屋根、階段などの当たり前に付いている標準仕様に関しては、何も吟味せず、とりあえず付けておくという人が非常に多いように感じます。
そりゃ初めから付くんなら付けといてもらいたいよ!
もらえるものは、もらっておく的な。。笑
人間の心理的に、よく分かります。
私もそうでした。
今回は、標準仕様の中で、私が何の疑問にも思わず採用して、後悔&失敗したバルコニーについて解説して行きます。
え、標準の設備で失敗とかあるの!?
採用して失敗!後悔した設備 いきなり結論
だらだら解説しても分かりづらいので、いきなり結論から。
私が採用して失敗した設備ランキングはこちら!
- バルコニー
- お風呂の窓
- 勝手口
- 次点 大きすぎる窓 他、、
- 以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひぜひ読んでください。
- 当ブログの人気記事となっています。
採用して失敗!後悔した設備 ダントツ第一位 バルコニー
え、バルコニー??
意外すぎるんですけど?!
意外すぎて建てる前は全く気が付きませんでしたよ、、。
どう考えてもバルコニーが一位です!解説して行きましょう!
イェイ♪
上の写真は私の家のバルコニーです。
そもそもバルコニーとベランダの違いって理解されている方が少ないかも知れません。
オシャレな言い方がバルコニーで、庶民的な言い方がベランダじゃないの?
あ〜なるほど。
違います!笑
- バルコニー:屋根がない屋外スペース
- ベランダ :屋根(軒)がある屋外スペース
初めて知った。。
ザックリいうとこんな感じです。まぁ私からするこ、どっちにしたって要らないことには変わりないです。私の家は3畳ほどの割と広いバルコニーと、部屋と部屋をつなぐ長いベランダがあります。
当初の使い方としては、こんな使い方を想定していました。
- テーブルと椅子を置いて、夜のリラックスタイム。
- 春は読書をしたり、軽く晩酌をしたり。
- 夏は軽く肉を焼いて、1人BBQ
- 通常はベランダにつけたオプションの物干しで洗濯物を干す。
やらない。。マジでやらない。。。
そんなんやるわけないんですよ、、笑。
え〜いいじゃ〜ん!
ステキなベランダの使い方〜!
住んで失敗と後悔を実感① バルコニーは快適じゃない
バルコニーにテーブルとゆったりした椅子を置いてさ。
ワインなんか飲んじゃったりしたら最高じゃない?
憧れちゃう。。
ドラマみたいにベランダでおしゃれにくつろぐ人が、この日本にどれだけいるんでしょう?
いや、いない!
だって家の中の方が圧倒的に快適なんだもん!
バルコニーって言っても所詮は屋外です。マメに掃除しなければ砂っぽかったり、濡れていたり、虫がいたり、快適空間なんてあったもんじゃありません。
夏や冬なんてもってのほかです。特に夏は暑いし虫が寄ってきます。
何をするにしても蚊に刺されまくります。そもそもバルコニーやベランダでBBQというのは不可能です。今のバルコニーはFRP塗装の防水処理が一般的ですが、耐火仕様ではありません。
というか家の外とはいえ、近すぎてリスクが大きすぎます。冷静に考えると、バルコニーでBBQなんてのは、あり得ないのです。
春や秋だって、全然快適ではないです。
春は気候こそ温暖ですが、天候によって肌寒かったり暑かったり、やっぱり虫がいたり。。
雨上がりはびしょびしょだし、椅子やテーブルは外に出していたらすぐに汚れるし、材質によってはすぐ錆びます。
木製のものは腐ります。樹脂製のものは変色して割れてきます。そこにはオシャレな雰囲気や快適性は全くないのです。
そんなとこでリラックスしたり読書をしたり、ましてや食べたり飲んだりする必要があるんでしょうか?
いや、ありません。
家の中で同じことをした方が圧倒的に快適でいい時間を過ごせます。
い、一気に夢から現実に戻された、、、笑
住んで失敗と後悔を実感② 洗濯物は室内干しで十分乾く
画像は私の家のバルコニーからベランダを見たところです。
もう一つは、洗濯物です。
元々私はアパートに住んでいて、天気の良い日はベランダに洗濯物を干していました。部屋干しは匂いが気になるし、なかなか乾きません。長年、洗濯物は外に出すという生活だったので、そこには何の疑問も持ちませんでした。
むしろ、物干し竿と取り付けアームをオプション費用を払ってまでベランダにつけてもらいました。引っ越したばかりの時は、これまでの習慣もあり、なんの疑問もなくベランダに干していました。しかし、天気によっては乾かない日もありました。
それはそうだよね。
外に干したら戸建てもアパートも一緒だもん。
ある雨の日、なんとなく部屋干しをしたときに気づきました。(一応雨の日のために、部屋干しスペースも確保してあります。以下の写真参照)
なんと、、洗濯物がカラっカラに乾いていました。
部屋干しとはいえ雨の日にです。
あ!わかった!
Z空調!乾燥!第1種換気システム!
正解!
Z空調の解説記事が、ここで生きましたね!笑
住んで失敗と後悔を実感③ 部屋干しで十分乾くという現実
今の住宅は高機密、高断熱の家がほとんどです。(その基準は、各メーカー様々という闇ですが、、)
つまり、外の環境がどうあれ、室内環境はその影響を受けづらいということです。家の中の空気が絶えず循環しているなら、洗濯物が乾く条件は整っているということです。
すごいね。
雨だろうが晴れだろうが家の中に干すなら関係ないってことかぁ。
これは私の家ばかりじゃなく、今の住宅全般に言えると思います。
確かに私の家はZ空調で常に空調されていて、第1種換気で強制的に空気が循環しているので、普通より洗濯物が乾きやすい環境になっているのかも知れません。しかし第1種換気は珍しいものでもなんでもなく、今の住宅には普通に搭載されています。
雨の日に干して、部屋干しなのに驚くほど自然に洗濯物が乾いていました。(もともと住んでいた大東建託のアパートは第三種換気システムでした。給気を自然の力に任せる方式で効果が弱く、室内干しをすると洗濯物が乾かない事が多かったです。)
快晴の日の屋外干しと比べるとどうかといえば微妙ですが、最終的にちゃんと乾けば十分なわけで。
今の新しい住宅であれば、室内干しで十分と考えています。
室内干しはメリットがたくさんです。
- 干す時、取り込むとき、いちいち外に出なくていい。
- 直射日光や強風に晒されないので、衣服のダメージを防げる。
- 室内なので、花粉や虫などがつかず、家への侵入を防げる。
- 予想外の雨などに慌てる必要がない。
- 忙しければ、取り込まず干しっぱなしでもOK。
最後のは完全にフクシマさんの性格が出てるよね!?笑
はい、バレましたね、、笑
目立たない所に部屋干しスペースを作りましょう。笑
洗濯物は外に干すという考えは、これからの住宅にとってはもう過去の考えなのかも知れません。これからは、しっかり部屋干しをできるスペースを確保して、外に干すスペースは思い切って削ってしまう。そしてその予算を別のところに回すというのが、コスト的にも利便性的にも効率の良い選択じゃないかなと思います。
他にお金かけたいとこなんていっぱいあるもんねぇ。
住んで失敗と後悔を実感④ バルコニーは金のかかる負債でしかない
しかし、新築マイホームの夢に夢見ていた私たち夫婦はそんなことに気づくわけも無く。なんとなく「広いバルコニーいいねー」なんて軽い気持ちで採用してしまいました。
後から気づいたのですが、バルコニーが広くなるということは、床面の防水メンテナンスにお金がかかるということになります。費用は一般的な住宅で10万円以下と聞きますので、うちは恐らくその倍くらいはかかると思います。
うわ。。
家を良い状態で保つために雨漏りは天敵です。雨漏りを確実に防ぐためには、10年以内毎の定期的に防水メンテナンスが必要です。バルコニーやベランダを採用してしまった以上、その呪縛からは逃げられないのです。
私があと40年生きるとすると、軽く80万円ほどバルコニーに払わなければならないということになります。怖、、、。
うわわ。。
建てるとにきお金をかけて作ったのに、全く使わない挙句、メンテナンスに莫大な費用がかるなんて、正直泣けてきます。。。これは紛れもない完全なる負債です。
費用面だけではありません。バルコニーの排水口に砂や葉っぱなどが詰まると配管詰まりや雨漏りの原因になるので、定期的に自分でバルコニーやベランダの掃除をしないといけません。デッキブラシで磨いたり、ゴミを集めたりと非常に手間がかかります。今はまだいいのですが、歳をとったらと思うと今からゾッとします。
これが地味にきついんです。
死ぬまでにあと何回やるんだろう。。
完全に他人事だけど、私にゃ無理だ、、。
私にとってバルコニーは、夢や理想ではなく、完全に負の財産、いや、負債となってしまっています。涙
うまい活用法を誰か教えてください。。笑
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私も家づくるの計画をしている時にたまたま広告で知ったのですが、とてもオススメです。
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(無料で【成功する家づくり7つの法則】をもらう)まとめ 後悔しないために最も不要な住宅設備 それはバルコニー!
なんか精神的に疲れた。。
おやすみ。。。
今回は住宅にとって不要な設備について解説しました。
バルコニーって戸建てだろうがアパートだろうが付いているのが普通なので、そこに何の疑問も抱きませんよね。
バルコニーを無くして部屋を大きくすると、固定資産税が上がることもあります。しかし、不要な設備(バルコニー)にお金を払うなら、快適な室内に払ったほうが有意義であると私は考えます。
それなのに、思い切って無くしてしまうという選択が、私には出来ませんでした。それが大きな後悔になっています。もしもう一度建てる機会があるのなら、絶対にバルコニーやベランダは付けません。いつか自分の子供が家を建てる時が来たら、アドバイスしようと思います。。。笑
次回の記事では他の設備についても解説していきたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。本当に感謝しています。当ブログを読んでくださっている愛すべき読者さんたちにとって、少しでもプラスになるように、日々頑張って更新していきたいと思います。何かもっと知りたいことや、わかりづらいこと、クレームでも結構です。コメントなどいただけると更新の励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
では、次の記事もお楽しみに!
フクシマタロウでした!
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