みなさんはお家の間取りや家具のレイアウトで悩んだ経験はありませんか?
引っ越しや新築をする方の多くが、そのきっかけとして「部屋が狭い」を挙げています。
部屋が狭いと、モノが散らかったり生活動線が悪くなったりして、ストレスが溜まりますよね。
毎日過ごす場所だからこそ、快適にしたいものです。
そこで今回は、家の間取りを最大限に活用して、快適に暮らすための家具配置について解説していきます♪
こんな方向けの記事です。
- これから家を新築するから、家具配置について知りたい
- 今住んでいる家を、模様替えして快適にしたい
- 引っ越しをするから、間取りの参考にしたい
いきなり結論。リビングの家具配置のポイントはこれ!
ぐだぐだ能書きを並べても、読者様の貴重な時間を奪うだけ。
いつものように、いきなり結論から行こう。
- 家具配置は、部屋の形と並行にすべし
- 大きめの家具は部屋の中心を避けるべし
わかるやつもあるけど、よくわかんないのもある!
解説してくれ〜!
効率の良い家具配置の秘訣を詳しく解説
以前、以下の記事に大きな反響があった。というか、今でも読まれている当ブログの人気記事である。
【窓なし風呂】新築に採用して失敗した住宅設備〜お風呂の窓編〜【後悔】
根本的な考え方は今回も同じで、お金をかけず、無駄を省いて快適なお家づくりをするための参考にしてほしいと思って書いている。
それでは、リビングに焦点を当てて、効率的な家具配置のコツを解説していきます!
いってみよ〜♪
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その1 家具配置は、部屋の形と並行にすべし
さっそくよく分かんないんですけど。
これどういうこと?
みなさんは、リビングの家具配置をどんな基準で決めてますか?
どんな基準って、、、なんとなく、、、。笑
配置を間違えると、動きづらくなったり部屋が狭くなったりしてしまうんです。
みなさんの家のリビングは、どんな形をしているだろうか。
四角形、L字型、さまざまだが、実際のところ、完全な正方形という家庭は少数派で、どちらかの辺が長くなった長方形リビングが多数派である。
そこで大切なのが、家具の向きである。
ポイントはテーブルやソファなどの長方形に近い形をした家具を、部屋の形に沿って並行に配置することである。
えーと、、どういうこと?
まず悪い例から見ていきましょう!
失敗例 家具の向きが悪いと、人の動線に干渉する
上の図は間違った家具配置である。
や〜これ結構ある間取りだよね。
これだと、ダイニングからの動線ラインにキッチンもソファーも干渉してしまっていて、落ち着かなく、使いづらい配置となっている。
よく見ると、ダイニングとキッチンの間、ダイニングとソファの間が通りづらく、ストレスが溜まります。
立体的に見てみましょう。
ほんとだ!
これじゃ歩きづらいね!!
でもちょっと絵が雑だね!
雰囲気を感じ取ってもらえれば、、、笑
でも、これどう配置すれば良いの?
では、家具の配置を変えてみましょう!
解決策 向きを工夫するだけで、使い勝手が大きく向上する
ダイニングからの動線が改善されて、家族の動きにぶつからなくなった。
また、空間の無駄がなくなったため、全体的に広く感じる。
キッチンとダイニングという食事に関係するスペースと、ゆったりくつろぐリビングスペースが、効果的に区分けできているのも大きな違いだ。
そうだね。
改善前は、全部いっしょーって感じでゴチャゴチャしてたもんね。
たとえ部屋が狭くとも、目的ごとにゾーンを分けることは大事ですね。
ちなみに、私の家もここに気をつけて家具を配置しています。
家具の向きを変える。こんな簡単なことで、部屋の使い勝手は大きく改善されるのだ。
人の動線を意識して、いかに邪魔しないように家具を配置するかがポイントである。
そのためには、部屋の形に合わせて家具を並行に配置することが大切なのである。
なるほど!
これなら簡単だし、私もできそう!
その2 大きめの家具は、部屋の中心を避けるべし
あまり広くないリビングにありがちなのがこれです。
私だ!私のことだ!
真ん中にソファ。
だって部屋狭いんだも〜ん!
ソファをどーんと真ん中に置くのって、やりがちですよね。
でも、部屋を広く使うためには、絶対にNGです。
具体的にみていきましょう!
上の写真のような家具の配置はとてもオシャレである。
しかし、これはかなり広いリビングだからこそ成立する配置であり、全く現実的ではない。
実際にこれをやろうとすると、こうなる。
失敗例 部屋を狭くして、圧迫感のある家具配置
この間取りは、部屋があまり広くない場合に見られる間取りだ。
ダイニングテーブルを置かずに、リビングで食事ができるようになっている。
一見効率的で、使いやすそうな間取りであるが、どこが問題なのだろうか?
いや、だから、私んちこうだって!
アパートやマンションによく見られる傾向がありますね。
かくいう私も、こういう間取りにしていました。笑
確かによくある配置だが、人の動線をよく見てほしい。
部屋の広さが足りないので、動線がソファにぶつかってしまって、移動しづらい間取りになってしまっている。
動線同士がぶつかったり、家具などの障害物にぶつかれば、当然ながらとても不便である。
移動するたびに部屋の真ん中のソファを避けて移動しなければならなくなり、ストレスの原因になるというわけだ。
また、部屋の中心に大きい家具があることで、自然とそこに視線が行き、圧迫感を感じて、部屋が狭いと感じることにつながっていくのだ。
キッチンから見ると、ソファの背中ですからね。
部屋の入り口から入ると、まずソファが目に止まります。
そんな、、ちょっと言い過ぎじゃない、、、?
ちゃんと具体的な解決策あるんでしょうね?
大丈夫!笑
では、解決策を見ていきましょう!
解決策 家具配置を変えて、お部屋をスッキリ
わお!
なんか広くなった?
広くなってません。笑
ソファの配置を部屋の中心からずらして、テーブルとテレビの向きを部屋の形に合わせました。
あ!さっき解説してくれたやつ!
部屋の形に合わせてテーブル置くんだよね!
その通り!
縦向きのソファは壁側に配置しましたけど、動線的にはキッチン側に置くのもありですね。
この配置にすることによって、動線の悪さも、圧迫感も、一気に解消することができた。
大きめの家具を部屋の中心から外す、家具は部屋の形に並行に置く、この2点の合わせ技で、狭い部屋でも快適になるのだ。
視界が遮られないように、家具は真ん中に置かず、壁際をうまく活用して部屋の端に寄せて配置するというのがコツである。
これには家電の配置も考慮することが大切である。何をどこで使うかをイメージしてコンセントを配置することも重要だ。
コンセント配置については以下の記事で解説しているので、併せて読んで頂くと嬉しい。
まとめ 部屋の狭さを嘆く前に、家具配置を工夫せよ
どうでしたか?
参考になりました?
いやーかなり参考になったよ!
早速私も部屋の模様替えやってみる!
お金も手間もかかんなくて、こういうのって大好き♪
今回ご紹介した2つのポイントは、新築住宅でも、中古住宅でも、建売住宅でもアパートでもマンションでも関係なく、今すぐにでも実行できる簡単なコツである。
ポイントをおさらい
- 家具は部屋の形に合わせて並行に配置する
- 大きめの家具は部屋の中心に置かない
いつも使うお部屋が使いづらいと、せっかくのお家時間が台無し。
片付けるために収納家具を増やしたり、引っ越したくなったりしてしまうが、まずは現状のお部屋の模様替えを検討して、お金をかけず、手間をかけず、快適なお部屋づくりを目指してほしい。
今後もこのような生活改善情報を発信していくので、ぜひまた読んでいただきたい。
また、他の記事でも間取りについては解説しているので、そちらも参考にしていただけると幸いである。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
感謝です!
また来てねー♪
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