みなさんこんにちは。フクシマタロウです。
今回も、家を新築してから住んでみて後悔した、要らなかった設備について解説していきます。
建ててから失敗したなぁと思っても、それは後の祭り。
やり直しがきかないからこそ、新築注文住宅はよ〜く検討していかないといけないのです。
とまぁそんなことは誰しもわかっている事なのですが、家を建てる時というのはとにかく考えることが多すぎて、100%失敗しないようにするというのは難しいですよね。
かくいう私も、相当悩んで仕様を決めていったつもりですが、それでも失敗がたくさんありました。
この記事は、そんな私の実体験を元に、読者様の失敗を少しでも減らしてもらいたいと思って書いています。
前回記事はこちら⇩
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採用して失敗 標準仕様なのに失敗してしまう
オプションで付ける設備はハウスメーカーによって様々あるし、個人の好みや生活スタイルで大きく変わります。
反対に、標準仕様の設備は、ほとんど全ての方に共通する部分です。
例えば、オプションであるウッドデッキは付ける方や付けない方がいます。
しかし、標準仕様の窓やキッチン、お風呂などを付けない方はいませんよね。
この記事では、そんな標準仕様を素直に付けただけなのに失敗した!という悲しい、でも誰にでも起こり得る実例を解説していきたいと思います。
この記事を読んで、私のような失敗をしないように、ご自身の家づくりの参考にしていただけたら嬉しいです。
いきなり結論!採用して失敗!私が後悔した設備はお風呂の窓!
だらだら解説しても分かりづらいので、いきなり結論から。
私が採用して失敗した設備ランキングはこちら!
バルコニーに関しては前回の記事で解説しました。
今回は2位であるお風呂の窓を解説していきます!
大手メーカー一括比較や間取り相談まで無料でサポート!タウンライフ家づくり効率的な家具の配置についても解説していますので、これから建てる方だけでなく、既に建てた方もぜひ参考にしてみてください♪
採用して失敗!後悔した設備 第2位 お風呂の窓
私の家のお風呂がこちら。
窓から光が入り込み、とても明るいです。
え、お風呂の窓??
バルコニーに引き続き、またしても意外すぎるんですけど?!
普通ついてるでしょ?
いやほんと、これこそ意外すぎて、住むまで全く気が付きませんでした。
でも住んだらすぐに気づいたんです。こいつは必要なかったと。。
解説していきましょう!
そもそもお風呂の窓って、お風呂とセットですよね。
施主からなんの注文もしなくたって標準仕様に組み込まれているケースが多いです。
私の場合もそうでした。
前回解説したバルコニーも同様だったのですが、ハウスメーカーと契約した初期段階から、引き渡して暮らし始めるまで、その必要性については全く気にしていなかった部分でした。
お風呂の窓なんて全くこだわりがなかったので、特にグレードアップすることも、グレードダウンさせることも、ましてや窓自体を無くすなんてことは思いもしませんでした。
お風呂の窓の存在意義は?
ここで冷静に考えてみましょう。
お風呂に当たり前のようについている窓ですが、そのメリットとはなんでしょうか?
①採光が取れるため、日中はお風呂の中が明るくなる
②窓を開けることで風通しを良くして、カビの防止ができる
少し考えただけで、上記のメリットが思い浮かびます。
というか他のメリットが思い浮かびませんでした。笑
でも、どっちもデカいメリットだよ!
窓なかったらどっちも無くなっちゃうんだもん。
窓はお風呂に絶対必須だと思うなぁ〜。
圧迫感も無くなるし。
私もそう思ってましたよ。
だから全くお風呂の窓については検討しませんでした。笑
元々私が住んでいたアパートには、窓がありませんでした。
そのせいで昼間でも電気をつけないと真っ暗で入れませんでした。
換気扇は24時間つけっぱなしでしたが、家の換気が第三種換気システムだったので、換気性能はいまいちでした。
湿気の多い季節になると、お風呂もフタもイスもカビが生えてしまって、割と年中通してジメジメしているお風呂でした。
当時のお風呂がこんな感じ。築浅の新しいアパートでしたが、窓がなく、換気も悪くいつもジメジメ。
よく妻と二人で、窓があればね〜って話していました。
そうでしょ〜?
やっぱ窓は必要じゃん!
憧れのお風呂窓。住んでみてどうだったのか?
アパート暮らしで窓がないせいで不便を感じていた私たち夫婦は、盲目的に窓を採用しました。
そして、念願のお風呂窓がある生活を手にしました。その使用感はどうだったのか?
実際に新居に住んでから出した答えが以下になります。
- 換気システムがしっかり機能していて、窓を開けなくても十分換気出来ている。
- 昼間にお風呂に入ることは無い。(少なくとも1年で1度もない)
- この先もし昼間に入ることがあっても、その時は電気をつけれはいいだけの事。
- アパートよりは広いので、圧迫感は感じない。
カビどころか、お風呂の中カラッカラですよ。
換気バッチリで全然ジメジメしてません。
住んで失敗と後悔を実感 やっぱりお風呂の窓は不要だった
住み始めてすぐ、晴れた日に換気扇をつけた状態でお風呂の窓を開けました。
風通しが良くなり、心地よい風が入ってきました。やっぱりお風呂には窓が必要なんだと思いました。
数時間後、お風呂に入るとき、驚きの事実に遭遇しました。
え、なになに?
お風呂の中が砂まみれw
窓も浴槽も洗い場も茶色くなっていましたwww
開けてたと言っても網戸は閉めていたんです。
こんなこと想像できます?笑
まじ?
なんでそんなことになっちゃうのよ?
窓を開けることで換気システムが機能しなくなる
上の図は、換気が正常に機能している状態です。
第一種でも第三種でも、この流れは同じです。
給気口から新鮮な空気を吸って、排気口から汚れた空気を排出する。
しかし、窓を開けることで空気の流れはどうなるのでしょうか?
黄色い線が、窓から入った風の流れです。
特にお風呂に関して言えば、換気扇が空気を吸っていますので、窓から風が絶えず入ってくる形になります。
ここでポイントなのは、換気扇の役割です。
換気扇は室内の空気(青い線)を排出するためにあります。
それなのに、窓から入ってくる風(黄色い線)を排出するのに精一杯で、青い線の空気を排出できず、本来の換気ができなくなってしまうのです。
結果的に、上の画像のように、ただ窓から風を入れて外に出すだけに終始してしまいます。
設計された本来の空気の流れは途絶えてしまい、室内の環境は悪くなります。
それだけでなく、外からフィルターなども介さず直接空気を入れてしまうため、同時にゴミや砂、花粉やPM2.5などの不純物まで室内に入れてしまうことになるのです。
ウチがこのパターンです。
それに気づかなかったため、我が家のお風呂は砂まみれになってしまったのです。
換気のために窓を開けたつもりが、逆に換気を妨害してしまっただけでなくゴミまで入れてしまったということになってしまいました。
いいこと無しやん、、、。
開けることで換気も悪くなる、ゴミも入るということで、それ以来お風呂の窓は、開かずの窓になりました。最大のメリットになるはずの窓換気は、全く不要でした。
それでも無いよりはいいじゃん!
窓があれば明るくなるじゃん!
お風呂の窓をつけて後悔。 まさかの弱点
以前の記事でも書きましたが、我が家は全館空調システムであるZ空調を採用しています。
家中全部が、夏は涼しく冬は暖かい。
お風呂はタカラスタンダードのお風呂なのですが、浴槽はオプションで断熱仕様にして、断熱用の浴槽フタをつけました。
床はキープクリーンフロアといって、汚れ落ちがよく熱を逃しにくい床にしました。
そこまでこだわったのですが、入居したての真冬に、浴室が寒いのです。
どこからともなくひんやりしているのです。おかしいなと思って調べたら、ご想像の通りの結果でした。
窓か!!
そうなんですよ。。もう最悪です。
窓サッシは、LIXILのサーモスXという商品を採用しました。
まぁまぁ断熱性のあるものを採用したつもりなのですが、サッシと窓がひんやり冷たい。
これがリビングなどの居室なら服も着ているし気にならないのですが、なんせ全裸の浴室です。
暖かい空気に混じって、確実に冷えた空気を感じてしまうのです。
なるほどぉ。
窓が断熱の弱点になっちゃてるのかぁ!
まさかまさかですよ。
お風呂ですから少しの冷えも気になります。
しかも結構大きい窓なんで、、余計に、、涙
開けることのない窓ってだけで、なんのためにつけたのだろうって思っていたのに、まさか断熱性能まで妨害するなんて、全く予想していなかったです。
オプション費用を払って断熱にこだわり、外堀を埋めたつもりが、灯台下暗し。。
まさかの標準仕様である窓に足をすくわれてしまいました。
負けたよ!
窓いらないわ!笑
まとめ お風呂の窓はやっぱり失敗 付けると後悔する
今回は住宅にとって不要な設備について解説しました。
前回のバルコニーもそうですが、お風呂の窓って付いているのが普通なので、そこに何の疑問も抱きませんよね。
全く意味がないだけでなく、デメリットがあるなんて、住むまで知りませんでした。
それなら思い切って窓を無くして、他の予算に回したほうが有意義であると私は考えます。
もしもう一度建てる機会があるのなら、バルコニー同様にお風呂の窓は絶対に付けません。
いつか自分の子供が家を建てる時が来たら、これもアドバイスしようと思います。。。笑
お風呂にどうしても採光が欲しい場合は?
私の主観で、窓はいらないと豪語してきましたが、窓を無くすと採光が取れなくなることは事実です。
お仕事が夜勤などで昼にお風呂に入る方もいると思います。
やはり昼間から電気をつけたくないという気持ちも分かります。
それでも私は窓をオススメできないのですが、どうしてもという場合の解決策があります。
それは、FIX窓という窓です。別名「はめ殺し」とも言いますが、開けられない窓のことです。特に採光を意識したFIX窓はオシャレなものもあり、見た目と性能面から非常におすすめです。
引用元:YKKAP ラフォレスタ
こういった横長の曇り窓を高い位置に設置するだけで、採光の問題はクリアできます。しかもFIX窓は断熱性も高いので、その点もクリアできるかもしれません。
私はこれを採用すればよかった。。
本当に後悔です、、、泣笑。
建てた後でも間に合うこともあります。リビングが狭いと感じたらこちらを参考にししてください♪
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(無料で【成功する家づくり7つの法則】をもらう)最後に
ここまで読んでいただいてありがとうございます。本当に感謝しています。
当ブログを読んでくださっている愛すべき読者さんたちにとって、少しでもプラスになるように、日々頑張って更新していきたいと思います。何かもっと知りたいことや、わかりづらいこと、クレームでも結構です。
コメントなどいただけると更新の励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。
では、次の記事もお楽しみに!
フクシマタロウでした!
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