マイホームを考えるにあたって、駐車場スペースは必須です。
外構業者に見積りやプランニングを依頼すると、まるでテンプレートのように入ってくるのが、土間コンクリート、通称【土間コン】です。お家の計画で疲れてしまって、お庭は業者任せになったり、とりあえず土間コン!って考えていませんか?
ビールじゃないんだから、、笑
土間コンのデメリットを完璧にクリアした透水性コンクリート【Dry Techドライテック】を知れば、これからの生活が幸せになるかも?今回は、駐車場に使える話題の新素材、ドライテックについて解説していきます!
こんな人にオススメの記事です。
- 新築で外構を検討している。
- お庭のリフォームを検討している。
- 予算を抑えたい。
- 新しいものに興味がある。
- 人とかぶらないものが好き
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水を通す次世代の土間コンクリート!その名もドライテック!
なんかもう名前からしてワクワクしてきますねぇ!
そもそもコンクリートの基本がわかんないんだけど、これは水を通すってこと?
その通り!ドライテックは水を通すことが一番の売りになっています。
ドライテックの見た目は?
ドライテックの見た目は、薄いグレーの色合いで、質感はアスファルトに似ています。
屋外のバスケットコートや陸上競技場などで使われていることが多いので見たことがある方もいらっしゃると思います。最近やっと一般家庭にも普及してきて話題になっている素材です。
メリットいっぱい!土間コンクリートにないドライテックの長所
ドライテックの透水性がもたらすメリットとは?
では、なぜ透水性がメリットになるのでしょうか?
それは水を通さない土間コンクリートのデメリットを知るとよく理解できます。
一般的に広く普及している土間コンクリートは、水を通しません。なので、水が流れるように地面を少し斜めに傾斜をつけて施工するのが基本となっています。
加えて、場合によっては水がきちんと敷地外へ流れるようにマスや排水溝、水路などの排水設備をつけなければなりません。
つまり、土間コンクリートは余計な手間がかかるのでコストが増えるということになります。
水を通さないデメリットは他にもあって、雨の日に実感することになります。
土間コンクリートは水を通さないので雨の日は表面が濡れて水の表層が出来上がります。
もう分かりますね?
すべる〜〜〜!!
正解♪
裏を返すと、全部ドライテックのメリットになります。
- 水の勾配を作らなくていい。
- 排水設備も不要。
- 水は吸収されるので、表面が滑らない。
水を通すというだけで、めちゃくちゃメリットがあるんですね。
まだまだある!ドライテックのメリット
乾くのが早いので、翌日には車を駐車できる!
これもかなりのメリットですね。
お家の駐車場をコンクリートで作る場合に発生する問題が、完成するまでの車の置き場です。土地によっぽど余裕がある場合は心配いりませんが、多くの場合は道路に路駐するか、近所の駐車場を借りて停めるかしなければなりません。コンクリート乾燥までの日数は地域や天候に左右されやすく、多くの場合は最低1週間は必要になります。
お金も時間もかかる〜!
でもドライテックなら、朝一の施工ならその日から!遅い時間の施工なら次の日からは使えるようになります。これは本当に助かりますよね。コンクリートの強度を高めるために通常施工するメッシュ配筋も、ドライテックなら不要なのでコストカットと時間短縮になります。
必ずしも朝一に施工しなくて済むので、業者の予定を組みやすい
これは業者のメリットに聞こえますが、実は施主のメリットにもつながります。
施主からすれば駐車場を作ってもらわないと砂ボコリや土が飛散してお家や車が汚れるし、雨が降ればお庭は泥だらけ。靴も玄関も汚れてしまうため、少しでも早く駐車場を作って欲しいというのが本音ですよね。
しかし、外構業者は複数の物件を同時進行で抱えていることが多いため、工程を組むのが難しいというのが実情です。自分の家が施工待ちになって、なかなかコンクリートを流してもらえないことも多いです。予定の調整がついても天気が悪くて延期、、なんてこともよくある話です。
ところがドライテックなら乾燥までの時間が早いため、午後からでも、夕方からだって施工することができます。ですから、業者の予定も組みやすく、早く施工してもらえるケースが多いです。
色ムラやヒビ割れを気にしなくて良い
一般的な土間コンクリートは白い色が普通ですが、施工の仕方によっては色ムラになりやすく、業者の腕によってその仕上がりに差が出ます。お庭の顔となる土間コンクリートなのに、仕上がりにムラがあるのは嫌ですよね。
割れやすいのもコンクリートの特徴です。経年変化による素材の伸び縮みや、地震などの影響で必ずどこかにヒビが入ります。ヒビを最小限にするために色々な工夫をするわけですが、結局土間コンクリートを打つ以上、ヒビ割れは覚悟しなければいけません。
そんな、、割れるんですか、、コンクリートって、、。
ドライテックは、アスファルトのような素材なので色ムラやヒビとは無縁です。触ったくらいじゃ差は分かりませんが、素材が柔らかいので外からかかる力を上手に吸収してくれて、目で見てわかるようなヒビ割れを起こすことなく施工時の美しいままを保つことができます。
水を排水する勾配が不要なら、お庭が使いやすくなる!
水を吸収するのでお庭の勾配がいらなくなるということは前述しましたが、単純にコストカットだけじゃなく他のメリットもあります。
お庭はフラットにできるので、以下のメリットが期待できます。
- 車椅子やベビーカーを押しやすくなる。
- 物が転がりづらくなる。
- バーベキューで焼きそばを焼く時、油が偏らない。
なに?最後のやつ。笑
私の経験ですが、鉄板の油が全部勾配の影響を受けて偏って行くんですよ!笑
人間は常にフラットな床の上で生活をしているので、斜めになったところでの生活に慣れていません。コンクリートの勾配はスロープとまではいきませんが、斜めになっていることは確かです。歩きづらかったり台車のようなものは押すのに苦労したりと、デメリットがたくさん生まれます。
バーベキューで鉄板の油が偏らないというのも、焦げにくくなるので確かなメリットですよ。笑
お庭のBBQについての記事はこちら
ドライテックの値段は?
いいねドライテック!
でも、やっぱり気になるのはお値段だよ!
メリットいっぱいのドライテックですが、そのお値段はどうなのでしょうか?だらだら言っても仕方ないのでいきなり結論です。
土間コンクリートより、少し安い。少し。
これが結論です。
外構・エクステリア用品大手のエクスショップでの平米単価は、¥5,500となっています。(URL)
駐車場で車を3台余裕で停めるための広さが50平米だとすると、¥250,000になります。
いやいや安いじゃん!
土間コンクリートならその倍くらいするよ!
そうですよねぇ。
でも残念。。
これは材料費だけなんです。
販売価格は、ドライテック本体の材料価格のみです。
実際に施工するとなれば、道具や資機材、そして大きな手間がかかります。資機材が揃っていて、自分でDIY施工できる場合は安くできるでしょう。
DIYに挑戦してみたい方には朗報が。ホームセンターでも買えるようになりました。
しかし、一生に一度の駐車場ですから、失敗するリスクを考えたらプロにやってもらいたいですよね。
そうすると、材料費に人件費、車両費、その他材料代が上乗せされて、通常の土間コンクリートとほとんど変わらない値段になります。
上記のエクスショップで簡単に見積りは取れますので試しにやってみてもいいですね。私は55平米で見積りましたが、地元の土間コン業者とほとんど変わらない値段が提示されました。
正直、値段のメリットは無いと思った方がいいです。
場合によっては慣れていない業者に依頼すると断られる場合もあります。(私は、逆に高くなると言われて何社か見積りすら断られました。)
ドライテックはどこの業者でも出来るの?
値段はトントンかぁ。
でも、そんなメリットばっかりならドライテックいいね!
どこでも出来るのかな?
ドライテック対応業社は全国にある!でも、、、
今やドライテックは全国で生産していて、施工できる業者も全国にあります。
お住まいの近くの業者が対応しているか、近くに施工できる業者があるかは、以下のUR Lから簡単に調べられます。
URL:https://www.nr-mix.co.jp/niwakon/subcontractor_list.html
調べてみると、数えきれない業者が対応していることがわかります。しかし、これはあくまで施工できるというだけです。安く施工できるか、たくさん施工例があって慣れているかはわからないので、業者をピックアップしたら実際に見積り依頼してみましょう。
これだけ業者がいるので、ぜひ何社か相見積もりをしてみて、少しでも安くできる業者を選びましょう♪
次世代の土間コンクリート ドライテックまとめ
今回はお庭の顔をも言える駐車場で話題の素材、ドライテックについて解説してきました。
話題とはいえニッチな業種なのでまだまだ認知度が低いというのが実情です。
施工してしまってから、知らなかった!というのはほんとうにもったいないので、庭だけに限らず、たくさんの情報を仕入れて、ご自分に合ったマイホーム計画をすすめてほしいと思います。
ところでさぁ、フクシマタロウさんちドライテック採用したの?
私は、採用しませんでした。
ギリギリのところで、普通の土間コンにしました。
ズコー!!
何それ!
なんなのよ!
なんでよ!
そりゃそうですよね。
その辺の話は、また次回♪
ここまで読んでいただいてありがとうございました。読んでくださった方の少しでもためになるような記事を書いていきたいと思っております。
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