2022年3月16日に震度6強の強い地震が東日本を襲いました。
2021年2月16日にもやはり震度6強の地震が発生しています。
東日本大震災から10年以上経過し、当時の記憶も少しずつ遠のいてきましたが、地震の怖さを再び思い知らされました。
地震が来るたびに気になるのは、お家の被害。
気づかないうちに建物が損傷しているなんてこともよくあります。
今回は、地震保険の鑑定人さんに聞いた、地震があった時にチェックするべきポイントを解説します。
ちなみにフクシマタロウは楽天損保に入っています。
今回は実際に我が家を鑑定してくれた鑑定人さんのアドバイスを受けて記事を作成しました♪
よろしくお願いします!
この記事を読んでわかること
- 地震があった時に、建物の損傷を自分で確認できるようになる
- 地震保険を請求できるかどうかを判断できるようになる
いきなり結論 地震があったら、ここをチェック!
読者様の貴重な時間を奪わないために、今回もいきなり結論から。
幸か不幸か、私は保険が下りて、55万円いただきました。これも鑑定人さんが正しくチェックしてくれたおかげ。みるべきポイントは以下の通りです。
え!!
そんなにもらえたの!!
難しくないので、一つずつ見ていきましょう!
今回はここがポイントになります。
私は②と③で保険が下りました♪
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ちょっと前置き
この記事は私が実際に保険を請求してみて保険が下りたので、同じように保険金をもらえる人がいるのではないかと思って記事を書いている。
また、保険にかかわらず、大切なお家の損傷をチェックする時に何を見ればいいのかを、鑑定人さんからの情報をもとに共有したいと思っている。
当たり前のことだけど、損傷は無い方がいい。
でも損傷があったら保険が使えるかもしれない。もしそれが深刻な損傷なら保険で直せるかもしれないし、深刻でなければ保険金を未来の修繕費に回せるというものだ。
この記事を読むことで、知らないうちに損している人が一人でも減ってくれれば幸いだ。
チェック項目を詳しく解説
それでは、どこをチェックするのか写真なども混じえながら具体的に見ていきましょう!
行ってみよ〜♪
STEP① 柱、壁などの基本構造
これは、お家の中から見て損傷がないかを確認します。
基本構造と言っても、素人目から見てわかる範囲で大丈夫です。
例えば、柱の倒壊、壁と壁の間にスキマができてないか、壁紙の剥がれがないか、などの目で見てわかる部分を一部屋ずつチェックしましょう。
これなら私でもできそう!
ちなみに私はパパまるハウスで家を建てましたが、2度の震度6強を経験しても、お家の中の構造物に被害は全く出ませんでした。
パパまるハウスの標準装備の記事でも触れましたが、耐震等級は無しです。
それでも十分な耐震性があると言えますね。
【パパまるハウスの標準装備】建てた私が施主目線で完全レビュー
STEP② 基礎、外壁
次に、外に移動しまして、建物の土台となる基礎の部分と外壁をチェックします。
そう言われても、素人には何を見ればいいのか分かんないよ!
大丈夫です!
かんたんにまとめると以下になります。
基礎のチェックポイント
基礎については、これをチェック!
- 割れのような明らかな損傷がないか
- 細いクラック(亀裂)がないか
- クラックがあった場合は、縦のクラックか横のクラックか
まずは全体的に、ひと目見てわかるような明らかな損傷がないかを確認します。
続いて、細い線上のクラックが入っていないかを確認します。
ここがポイントです。
縦のクラックは地震保険の対象になりますが、横のクラックは対象になりません。
実際の我が家の写真を見てください。
かなり近づかなければ分かりませんが、うっすら縦に細いクラックが入っています。
これが基礎部分の損傷と認められる例になります。
もちろん、こんなクラックは無いに越したことはありません。
でもあった場合は保険がおりるかもしれません。
知っているのといないのとでは、大きな違いです。
でもさ、あった場合どうすんのよ!
家が崩れたらやだー!
その辺も鑑定士さんに聞きました。
知っている方も多いと思いますが、基礎部分は表層に薄い仕上げ塗りがしてあります。
写真のような接近しないとわからないような微細なクラックであれば、割れているのは表層のみで、肝心な中身の損傷はほぼ無いですよ。
鑑定士さんにそう言われると、安心できます。
保険が下りるとか関係なく、基礎の損傷は怖いですもん。
でもこれは、鑑定士としてではなく私個人の意見として聞いてくださいね。
正式な検査をしなければ見えない部分なので。
でも実際、表層が目で見てボロボロにひび割れていれば中身の損傷を疑いますけど、この程度のクラックならまず心配ないです。
とはいえ保険の対象になるなら、確認しておいて損はないですね。
上の写真のような横のクラックもありましたが、これは保険の対象外とのこと。
え!そうなの?
横のクラックもOKにしてよ〜!
めっちゃ損した気分。。
いやいや、損はしてないでしょ、、笑
外壁のチェックポイント
外壁の損傷も地震の際は要チェックです。
外壁って素人にはどこを見ていいか分かんないなぁ。
確かにそうですね。
でも鑑定人さんに聞いたら、意外と簡単でした。笑
はい♪
では見ていきましょう!
外壁の損傷は、ココをチェック!
- 雨樋の取り付け部分に割れ、亀裂がないか
- その他、目立つ損傷がないか
へ?
それだけ?
はい♪
雨樋の取り付け部分ってのがミソらしいです!
雨樋の固定はビスを使うことが多いですが、この固定部に地震の揺れによる力が加わって外壁に亀裂が入ることがあるのです。
一見どこも壊れてないように見えても、よくよく目を凝らして調べると亀裂が入っている、、、と言うことも。
そういう場合は地震保険の補償対象になります。
外壁が割れたりひび割れたりすると、そこから雨が侵入します。
そうなれば外壁内の見えない部分に結露やカビが発生してしまい、家の性能に大きなダメージになります。
今の住宅は防水シートも入ってますし、すぐにカビたりはしないです。しかし、損傷を放っておくことはデメリットだらけ。
小さな部分ですが、よくチェックして、見落としがないようにしましょう!
私は幸い損傷してませんでしたけど、もし損傷があった場合は保険で必ず直すようにしてくださいね。
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STEP③ 家財で壊れたものがないかチェック
最後のチェックポイントは、家の中にある家財です。
家電や家具、衣服など対象になるものは幅広いですが、対象外になるものもあります。
では、主な対象物を一気に見ていきましょう!
地震保険で補償対象となる家財リスト(主なもの)
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- コーヒーメーカー
- その他調理家電
- 皿、食器
- 洗濯機
- テレビ
- オーディオ機器
- レコーダー
- テーブル
- イス
- タンス
- ベッド
- 布団
- コート
- スーツ
- 着物
- パソコン
- 携帯電話
- タブレット
- CD、DVDなど
- 仏壇
- 本
- etc……..
いっぱいあるじゃん!
これで全部じゃないんでしょ?
ほとんどカバーされるね!
ここでのポイントは、家にあるものを100%として、損傷のあったものが割合で補償されます。
へ?
どゆこと?
家の中にある家財が、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、テーブル、洗濯機の5品目だけだったとします。
実際にそんな少ないことはないですが、例えばです。
その中でテレビのみが壊れた場合は、5分の1の被害ということになり、保険金額の20%が補償されるということになります。
上に示したリストを一つ一つ鑑定人からチェックされるので、家にないものは無いと伝えてください。
リストにあるけど家には無いという項目がたくさんあれば、割合を算出するための分母が減ります。
つまり、被害があった場合に被害の割合が大きくなります♪
これはしっかり保険金をもらうためのテクニックです。
私は、傷ついたCD、角の折れ曲がった本、壊れたオーディオ機器が対象になりました。
家財に関しては、処分してしまったものも対象になります。
何かしらの証明が必要になりますので、壊れたものは写真に撮っておくようにしましょう。
フクシマタロウが受け取った保険金の詳細は、、、
あまりお金の話をするのもどうかと思いますが、ここまで読んでくださった方には正直にお話しします。
よしよし。
ちゃんと包み隠さず暴露してください。笑
- 家の基礎の損傷が認められて、50万円 (2021年の地震)
- 家財の被害が認められて5万円 (2022年の地震)
建物の保険金額が2000万円、家財の保険金額が100万円なので、いずれも5%の被害評価だったということですね。
幸い、我が家の被害は直接生活に支障のある被害ではなかったので、ありがたく未来の補修費用として貯蓄に回しました。
ケチな男!
経済回すのに使いなさいよ!
。。。
修繕費への備えは大事ですよ!
いずれにしても鑑定士に見てもらわないと、保険が下りるかはわかりません。
目で見て損傷がなさそうでも、心配なら鑑定を依頼してくださいね。
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大切なのは鑑定士の鑑定を受けること
たくさん解説してきましたが、素人の判断では難しいことも多いです。
見落としや申請漏れなどをなくすためにも、プロの調査を受けることが大切になります。
鑑定は中立な立場で判断してもらえる第三者機関をお奨めしています。
無料診断&申請までトータルサポート 火災保険申請ドットコムこんな方におすすめ♪
・建物の状態を専門家にチェックしてもらいたい。
・どうやって火災保険請求したら良いか分からない。
・物件を修繕したいけどお金がない。
・コロナで将来先行きが不安なのでお金を確保したい。
◆なぜ火災保険申請業者を利用すべきなのか?
・損保会社の営業マンや街の工務店は、保険申請のプロではない。
・損保会社から申請基準を全て明確に教えてくれることはない。
・損保会社によって火災保険申請基準が統一されていないので、申請基準が曖昧。
◆フクシマタロウがオススメするポイント
・毎年1000件以上の実績を持つプロフェッショナル企業
・全国の物件で調査・申請可能
・完全成功報酬なので手出し0円(保険金が受給できなければ一切お金がかからない。)
・無料修繕も対応可能
・火災保険、地震保険も同時に調査・申請可能(ダブルで受給できるケースも。)
・次回以降も保険金を受け取れるように損傷データをレポートとして提供
ちなみに地震などの災害が発生しても、基本的にハウスメーカーは補償してくれません。お見舞いに来ることはあるかもしれませんが、結局は自分でなんとかしなくてはなりません。
戸建て物件であれば【91万円】が平均受給金額になります。
※2019年申請実績より。
全国どこでも対応できますので、お気軽にアクセスしてくださいね♪
おまけ 保険の対象にならなかったウチの被害
ちょっとおまけとして、被害額の算出に対象外となってしまったウチの被害について紹介します。
- フローリングの傷
- ギターなどの楽器
- 玄関かまちの歪み
これらは実被害があったものの、補償されませんでした。
コップが落ちて傷がついたフローリングは直したかった。。
フローリングって家の構造物なのにダメなんだ?
フローリングは対象項目に入ってないんです。
ギターなどの楽器は一派的にあるものではないので、対象外です。
玄関かまちの歪みも、対象外ですね。
プロに見てもらわないと分からないですね。やはり。
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