みなさんこんにちは。フクシマタロウです。
ブログを開設してまだ間もないですが、たくさんの方に読んでいただいている様で、とても有難いです。コロナ禍でおうち時間が増えているので、それだけ住宅への関心が高まっているのかなと思っております。
現状はまだ記事も少なく、更新もゆっくりになってしまっていますが、数々の失敗を繰り返しながら自力でマイホームの夢を叶えた私だからこそ書ける記事を、読んでくださる方のお力になれるようにどんどんアップしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
前回の記事では、新築か中古か、どっちを選ぶ?という内容を、中古住宅に主軸を置いてメリットとデメリット含めて説明しました。
今回は、新築を選んだ場合、次にぶつかる選択肢を見ていきましょう。
新築住宅に住む!と決めたら、次に決めること。それは、、、
建売か、注文か。
新築住宅というと大きくこの二つに大別されます。しばしば論争に挙がる問題ですが、施主からするとどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
新築は想像しやすいですね。
自分の好きにカスタマイズできるとか、最新の設備を導入できるとか?デメリットは値段かな?
そうですね。しかしそれなら誰でも注文住宅を選ぶはずです。
では建売住宅はどうでしょう?注文住宅にはない建売特有のメリットやデメリットがあります。マイホーム計画は、色々な選択肢の中から自分に合うベストな選択をする必要があります。ですから、その選択肢についての理解を深めることが、後悔のないマイホームの実現につながるわけです。
それでは今回は建売住宅に焦点を当てて見ていくことにしましょう。
建売住宅の場合のメリットとデメリット
とはいえ、建売住宅は、前回の記事の「中古住宅」に共通する部分もあります。 分かりやすいのは、「土地がついている」ということです。 多くの建売は、決まった土地の上に建物が建っている状態で販売されていることが多いです。 このケースでは土地探しから開始しなくて済むので、マイホーム計画が楽になります。
希望の場所に建っている物件を探す、という部分では土地探しするのと同じでしょ?
確かにそうとも言えます。
建売住宅は、既に建物が建っているので、住宅のサイズ感や住んでからの生活をイメージしやすいです。契約と同時に土地も建物も決まるというのは、面倒なことが一度で済みますので施主にとってはマイホーム計画が楽になります。
私の場合は注文住宅だったのですが、ハウスメーカー選びに数ヶ月かかり、さらに土地探しに数ヶ月かかったので、家を建てる!と決めてから着工するまでに非常に時間がかかりました。一生に一度のマイホームですから焦る必要はないと思いますが、私は土地探しで中々いい土地が見つからず、とても大変でした。
建売住宅のメリット①早く住める
いずれにせよ建売は、土地・建物・外構が全て出来上がった状態で購入することができますので、物件が決まれば所定の手続きを済ませてすぐに住むことが出来ます。手続きは色々ありますが、スムーズにいけばおおよそ1ヶ月以内で引き渡しができるケースが多い様です。注文住宅であれば半年以上かかることも多いですから、これは大きなメリットになります。
建てるとなったら少しでも早く欲しくなっちゃうもんね。笑
そうなったら時間的損失が惜しいですよね。
仮に8万円の家賃で住んでいたら、半年違えば50万円近く無駄になるわけですからね。
建物、外構が出来ているので、仕様や設計の打ち合わせもありません。壁紙や照明、間取りをイチから考えて決めていく必要もありません。駐車場をどこにするとかシンボルツリーは何にするとか一切考える必要もなく、完成した住居に住み始めることが出来ます。これは裏を返せばデメリットにもなります。すでに出来上がってしまっているわけですから、自分好みにカスタマイズするといっても限界があります。必ず契約前に、仕様をよく確認して、納得いく内容か判断して欲しいです。
オール電化じゃなかったーとか、食洗機が入ってないーとか、後から気付いても遅いってわけですか、、笑。
建売住宅のメリット②値下がりしやすい
値下がりしやすいのも建売の特徴です。中古住宅も売れなければ値下がりしていきますが、新築建売の場合は、その値下がりのペースが早いのです。私の経験では、2ヶ月で300万円値下がりした物件を知っています。数百万円を家計から捻出しようと思ったら大変ですよね、、笑
す、数百万〜!?
缶ビール何杯分よ??
ビール換算だと難しいですね、、笑
いつの世も真っ先に削られるのは、夫の晩酌とお小遣いです。笑
この値下がりの理由は、建物の維持管理と固定資産税になります。いくら新しい建物でも、売るためには常に綺麗な状態を保たなくてはいけません。建物から外構までと考えると、非常にコストと手間がかかります。モデルハウスではなく、建売住宅ですから、傷や汚れなどがあっては売れません。放っておけば庭に草は生えてくるし、外壁が汚れたり日当たりが悪ければコケが生えたりもします。長引けば内見などで内装に傷が付くかもしれません。
これを常に新品同様にしておかなければならないというのは、販売者にとって大きな負担となります。
税金の面では、建物が建ってから販売・名義変更するまでは販売者の所有物になります。つまり販売者が固定資産税を払わなければなりません。この税金は、販売時点で日割り計算されます。ですから、売れ残れば残るほど、販売者の税金負担が増える形になります。
売る側からすれば、早く売りたくて仕方がないのです。私の経験でもありますが、建売住宅の営業マンは、ハウスメーカーの営業マンと比べるとゴリ押ししてくる率が高い印象です。スピードが命なんだという気迫が伝わってきました。笑
建売住宅のデメリット①営業マンがゴリ押し。決まり文句に惑わされるな!
今決めれば○万円値引きできます!
今○人が商談しています。早い者勝ちです。
こんな好条件の物件はなかなかありませんよー!
まじか!
家は勢いっていうし、無くなって後悔するのは嫌だし、決めるかー!!
なんちって。
はい、ちょっとストーップ!!
マイホーム計画に疲れていたり、知識がなかったりすると、こういう言葉に流されて方向性を誤る場合があります。もちろん建売住宅が悪いということはありません。本当にそれが良い物件なのかもしれません。しかし、必ずメリットとデメリットがあります。そして、その本質を見極めるのは、他の誰でもなく、自分自身なのです。
買わずしてする後悔はやり直しがききますが、、買ってからする後悔はやり直しができないので、比べ物にならないくらい深い後悔になります。
建売住宅のデメリット②間取りや仕様の自由がきかない
前述しましたが、やはりこれはデメリットからは外せません。
大手メーカーだろうがローコストだろうが、完成したものをいじることはできません。建売住宅は注文住宅に比べ安いというメリットの裏には、同じ設計で何棟も建てることで設計コストの削減や、材料コストの削減を図っています。その結果、ありきたりな間取りになってしまったり、アパートのような仕様や内装になっている物件は実際に多いです。オリジナリティや理想の間取りがある場合は、注文住宅を視野に入れて検討する必要があるでしょう。
私の場合は、夫婦ともにこだわりが強いので、最初は建売を検討していたものの、結局は注文住宅になってしまいました。
私はなぜ注文住宅にしたのか?
建売を買おうとしてたのに、なんで注文住宅にしたわけ?
ここからは私個人の実体験になります。
私は最初マイホーム計画の段階では、新築建売住宅を検討していました。
実際に色々な物件を回ってみて、見積もりの比較をしたりと具体的に購入に向けて動いていました。大きなメリットはやはりコストでした。大手メーカーの建売は高くて手が出ませんでしたが、パワービルダーといわれる建売専門で建築しているメーカーは割安な物件が多く、とても魅力的でした。
夢のマイホームのはずが、夢を感じることが出来なかった。
しかしながら、物件を見るたびに思ったのは、採用している仕様が安っぽいということでした。戸建てなので大きさはアパートに比べてもちろん大きいのですが、ただ大きいだけで中身はアパートのような作りになっている物件があまりに多かったのです。
建売住宅なので、万人受けする無難な間取りで、全館空調のような目を引く新しい設備は入っていません。値段が安いので、当然と言えば当然なのですが、アパートから広いアパートに引っ越すような感覚がしました。
夢のマイホームというにはあまりに現実的で、夢のない空間に興醒めしてしまったのです。
ふ〜ん。
夢を追いながら現実を知ったわけですか。
それでも建売住宅は賛成派
それでも建売住宅にしかないメリットがあるのは動かぬ事実です。都内などの都市圏では土地の値段が高いので、建売住宅が主流になっていることもあるでしょう。そのメリットとデメリットを差し引きして、自分の希望にマッチするかをしっかり判断することが大切だと思います。
土地も建物の外構もついてくるんだもんね。
納得できる物件なら最高だよ!
アンテナ高くして探さなきゃ損だね!
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今回は建売住宅のメリットやデメリットについて解説してきました。デザインや仕様、何より土地の立地条件が希望にマッチするなら、建売住宅は非常に良い選択肢になります。
一言にマイホームと言っても、その形態は様々です。
新築なのか中古なのか、戸建てなのかマンションなのか、注文なのか建売なのか、どれが正解になるかはその人それぞれです。しかし、その人なりの正解が必ずあります。その正解をぜひ導き出していただいて、自分にぴったりで後悔のないマイホームを実現していただきたいと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。とても感謝しています。
ではまた、次の記事で。
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