今回はヒノキヤグループの【パパまるハウス】について解説していきます。
パパまるハウスはここ数年で一気に施工棟数を伸ばし、年間建築棟数1000棟以上、7年連続増収益と、着実に実績を積み重ねているハウスメーカーです。施工エリアも全国に拡大中で、検討している方も非常に増えています。
私自身パパまるハウスで家を建てました。
インターネット上ではパパまるハウスの評判やメリット、デメリット、特徴などが様々なブログに書かれていますが、実際に住みながらリアルな記事を書いているブログは非常に少ないです。
パパまるに住んでいる人が書いているブログが少なすぎて、ハウスメーカー選びをしている時とても苦労しました。笑
この記事では、実際に住んでいる私だからこそ書けるリアルな本音をお伝えしていきます。
ハウスメーカー選びをしている方、パパまるハウスを検討している方、ぜひ参考にしてください。
【2年目デメリットレビュー】パパまるハウスで新築して後悔したこと
この記事を読むと?
- パパまるハウスの特徴が端的に理解できる
- よく言われてる口コミや評判が本当なのかがわかる
- 検索してもなかなか出てこないリアルなデメリットがわかる
- パパまるハウスが自分にとってどうなのか、きちんと検討できるようになる
- ハウスメーカーの効率的な選び方を知ることができる
ハウスメーカー選びに迷ったり、自分に合う間取りに悩んでいる、土地を探している、こんな方は、タウンライフ家づくりがお勧めです。無料で一括見積もりしたり、資料を請求できたり、間取りや土地の提案を受けることができます。手数料は全てハウスメーカー持ちなので、利用する人の負担がないのが特徴です。家を建てる前ならこういうサービスを積極的に活用して、効率よく家づくりを検討しましょう。
家づくりを丸ごと無料でサポート!タウンライフ家づくりを見てみるパパまるハウスに住んでみて分かったこと いきなり結論
いつものことだが、ダラダラと解説していても読者さんの貴重な時間を奪ってしまう。
まずは結論、つまり私の本音から書かせていただこうと思う。
色々あったけど、パパまるハウスで家を建ててよかった〜!
本音が出たところで、さっそく行ってみよー♪
パパまるハウスを簡潔に表現すると?
この記事を読んでいる方は、ある程度の知識がある方と想定する。
他のブログに書かれているようなことは割愛して、ここでは大事なとこだけザックリ説明する。
- 規格型住宅
- ヒノキヤグループ
- ローコスト住宅
- 金額が明瞭
- 全館空調であるZ空調を採用できる
- 断熱は吹き付け断熱であるアクアフォーム
- 打合せ回数が少ない
- 施工が早い
- 耐震等級は無し
- オプション品の選択肢が少ない
- よくも悪くも施主力が必要
- 細かい不具合がたくさんあった
実際に住んでみてどうだったのかという視点で、どこよりもリアルな記事を目指して一つ一つ解説していく。
パパまるハウスの標準装備について施主目線で解説した記事はこちら
パパまるハウスの評判を施主目線で解説
評判その❶ 規格型住宅
パパまるハウスは注文住宅であるが、完全なオーダーではなく、規格型住宅である。
えっと、規格型ってなに?
大まかな間取りが何パターンも用意されていて、そこから好みの間取りを選ぶんです。
間取りが決まったら、細かい仕様やオプションを決めていきます。
一から考える完全オーダーより、コストも施工期間もコンパクトにできます♪
これは私にとってはとても良かった。
基本、家を建てるのなんて初めてだから、施主はみんな素人である。
施主が主導権を握るが故に失敗した間取りは数知れない。それこそインターネット上のブログやYouTubeなどに情報が溢れかえっている。
失敗した間取り○選!
なんて動画よくあるよね!
かくいう私も家を建てるのは初めてだったので、色々情報は仕入れていたものの、素人には変わりなかった。
そんな素人にとってプロが考えた間取りから選べるのは、とても安心感があった。
もちろん各家庭で生活スタイルが違うので、100%納得できる間取りがあるかというと、それは違う。
しかし少なくとも私にピッタリとマッチする間取りが、パパまるハウスの豊富な選択肢の中には存在した。
でもちょっと間取りは変更してもらいました。
余計なドアを無くしたり、無駄な収納を無くしたりしてます。
パパまるハウスは規格型とはいえ、少しの間取り変更は可能である。
図面変更料として10万円払うと、途端に間取りの自由度が増すという柔軟な対応をしてくれた。
そのおかげで、オリジナリティも出すことができました♪
つまり、規格型のメリットにオーダーメイドの要素をプラスして、自分に合う間取りを作ることができるということだ。
このおかげで、間取りに関しては大して迷うことなく、自分達の最適解にたどり着くことができた。
確かにね、自分で全部自由に間取りを決めてったらヘンテコな造りになっちゃいそう。でも、全く間取りをいじれないってのも建売みたいで寂しいよね。
ちょうどいいトコどりですね!
評判その② ヒノキヤグループ
パパまるハウスは全国展開していて有名なヒノキヤの傘下である。
メリットとして、ヒノキヤの売りであるZ空調や、吹き付け断熱であるアクアフォームを採用できる。
また、アフターメンテナンスもヒノキヤと同じヒノキヤリフォーミングのメンテナンスを受けることができる。
これについては後述するので、ここでは概要に留めておこう。
評判その③ ローコスト住宅
パパまるハウスはローコスト住宅の部類に入ると言われている。これは評判だけでなく、社長メッセージにも明確に書かれている。
パパまるハウスの家は「高品質・低価格」にこだわります。
年間1,000棟以上の企画提案型住宅を建てるパパまるハウスでは、あらゆる住宅部材を業界の一流メーカーに大量発注することでコストを削減しています。
ローコストメーカーが頑張って高級路線を目指すのではなく、一流メーカーの建材と技術で作った高品質の家を低価格で提供する。
それが私たちの考える理想のマイホームです。【引用元 https://recruiting.papamaru.jp/message/】
つまり、安いのだ。安いと言ってもなにを以て安いというのか基準が難しいが、上記の社長の言葉を借りるなら、高品質なのに安いのだ。
安くていいもの大好きよ♪
私もです笑
価格の詳細については長くなるので別の記事で詳しく説明したいと思うが、結果だけ言うならまぁまぁ安い。
これが建てた私の感想である。
え、なに?
ちょっと歯切れが悪いね。
結構インターネットにデマというか、勘違いしやすい記事が多すぎるんですよ。
坪単価30万円から!なんて書いてある記事をたくさん見るが、実際にそんな金額で収まる訳はない。ごく少数だろう。間取りを変えたりオプションをつけたりする訳だから、ほとんどの場合はもっと高くなる。
しかも坪単価30万円には、足場やフェンスなどの仮設費が入っていない。
これではせっかくこれから家を建てようとする人が勘違いする。
坪30万円なら、30坪で900万円だよね。
安いじゃん!
900万円で新築注文住宅ゲット!
ヒャッホー♪
これ、悪い例です。笑
実際私もこうでしたが、、、。
ハウスメーカーの坪単価を表現するなら、実際に建てた人の金額を調べないと、本当の情報とは言えない。
じゃフクシマさんは実際いくらだったの?
最終的に坪単価50万円になりました。
なにそれ!!
話が違うじゃないのよー!!
まぁオプションも入れてますから、安いことは安いんですけどね。
詳しくは以下の記事で解説してます♪
【請求書公開】パパまるハウスの値段は安い?坪単価は?疑問をまとめて解決
評判その④ Z空調を採用できる
これはパパまるハウスのとっても大きなメリットと言える。
斎藤工さんがCMしてるよね!
濃いけどイケメン♪
Z空調は1フロア1台のエアコンで家中丸ごと暖めたり涼しくしたりできる設備。
いわゆる全館空調システムだ。
これもいろんな評判やデマがあるので、実際に採用した私の記事を参考にしていただきたい。
【必見】全館空調-Z空調の評判 〜公式サイトを一刀両断&徹底検証〜
いいことばっかり書いてある公式サイトや、薄っぺいらいブログを一刀両断して書いている。
他のブログには絶対負けない嘘偽りなしのリアル記事になっているので、ぜひ参考にしてほしい。
結論を言うと、メリットがありすぎて本当に採用して良かった。
廊下も脱衣所も玄関も、どこもかしこも温度差がない。
アパート暮らしが長かったから、その快適さに日々感動している。
私が実際に感じているメリットは以下の記事に詳しく載せてある。読むと採用したくなるので注意である。
もちろんデメリットもいくつかあって、その代表が乾燥だ。きちんと対策しないと肌も喉もやられる。
湿度50〜60%が理想なのに、対策しないと平気で30%を切ってしまう。
乾燥は美容の敵なのに!
それは困る!!
デメリットについては以下の記事で詳しく解説している。Z空調を検討するなら絶対にデメリットを知ってほしい。ハウスメーカーの営業マンが教えてくれないことを詳しく解説している。
気になる電気代やメンテナンス性に関しても、実際の私の電気代明細やメンテナンス風景などでわかりやすく解説しているので、参考にしてほしい。
評判その⑤ 吹き付け断熱 アクアフォーム
ヒノキヤグループの中に日本アクアという会社がある。
この会社は発泡ウレタンの断熱材を得意とするメーカーである。
パパまるハウスもヒノキヤグループなので、日本アクアの商品であるアクアフォームを採用することができる。
と言うか標準仕様に組み込まれている。
吹き付け断熱は泡を隙間なく吹き付けるので、非常に断熱性が高い。
一般的な断熱材であるグラスウールと比べて断熱性も耐久性も高いのが特徴である。
実際に住んでいて実感するかというと、これが正直全く実感しない。笑
Z空調のおかげで暑い寒いから解放されてしまったので、断熱性が高いってのは全然分からないんです。笑
ちょっとーしっかりしてよ!
ただ、日常で気にならないと言うことが、断熱性能の高さにつながっていると思っている。それだけZ空調とアクアフォームの相性が抜群だと言うことである。
ほんとかい。
評判その⑥ 打ち合わせ回数が少ない
これはローコストメーカーの特徴と言える。
打ち合わせの回数はメーカーのコストにつながる。
パパまるハウスはローコストメーカーなので、少しでも早く着工させたがる。
実際私の場合は、契約後の打ち合わせとしては10回もなかった。もちろん施主が納得しなければ何回でも打ち合わせしてくれるが、毎回毎回宿題を出されて、打ち合わせの場で迷わないように釘を刺された。
次の打ち合わせまでに、照明の配置とスイッチの位置、あとコンセントの位置も前もって決めてきてください!
当時の私
(え〜そんなに一気に決めるの?)
これは好みになるが、ある意味非常に効率的に打ち合わせが進むので、忙しい子育て世代としては都合が良かった。
パパまるハウスの評判の中で、建てた私が気になったところ。
評判その⑦ 施工が早い
まじで早かった。
10月頭に着工して、クリスマスに引き渡しを受けた。
12月の初旬にはほとんど完成していた。
そんなに早くて大丈夫?って心配になるくらい早かった。
評判その⑧ 耐震等級は無し
私もうっかりしていて、耐震等級については契約前に確認しなかった。
他に考えることが多すぎて、全く気にしていなかった。
家が完成に近づき、地震保険の見積もりをしているときに気がついた。
担当に聞いたら、サラっと言われました。笑
耐震等級は、ありません!
ぬぁにぃぃぃ〜!!!
先に言いなさいよぉぉおぉおおぉ!
聞かないと不利なことは言わない。
住宅業界の闇ですよ、ほんと。。。
もちろん法令の基準は満たしているし、性能が低いと言うことはないらしいが、等級を取るとなると別途費用が必要になる。
これはデメリットだった。
いくら性能が低くないと言ったって、等級として表せないなら性能が低いのと一緒。地震保険は割高な金額を払い続けることになってしまった。
契約前に確認すればなんとかなったかもしれないと思うと、悔やまれる点である。
ハウスメーカーとの契約前には、確認することがたくさんある。後悔しないために、以下の記事を読んでいただけると幸いだ。
これには後日談があって、2021年と2022年に震度6強の地震を経験しました。我が家がどうなったのか、ぜひ以下の記事を読んでみてください。
評判その⑨ オプション品の選択肢が少ない
パパまるハウスはローコスト故に、商品の選べる幅が少ない。
言い換えれば、商品の発注量を集中させることで、仕入れコストを削減している。
安く採用できることは施主にはメリットだが、好みの仕様が見つからないと困ってしまう。
これは標準仕様にも言えることで、雨樋の色やキッチンの種類、フローリングの種類など、選択肢が非常に少ない。
ちなみに、金額を跳ね上げればどんな仕様でも採用できるって言われました。でそ、それじゃ施主に優しくないですよねぇ。
かけられるお金は限度があるもんね。
安く建てるなら、用意された仕様から選んでいく必要があるんだね。
選べるオプションは、【グレードアップカタログ】という冊子に全て載っているが、この冊子が薄いのなんの。笑
パパまるハウスのオプションについて詳しく解説している記事はこちら
評判⑩ 良くも悪くも施主力が必要
パパまるハウスは規格型なので、間取りが決まっている。
規格型はプロが考えているとはいえ、万人に合うように無難な作りになっている。
ある程度の間取り変更は可能だが、特にこだわりがなければそのまま無難な家が出来上がる。
営業マンも無難な家づくりに慣れているから、こちらからアクションしなければ特に提案もしてこない。
もちろん営業マンによって差はありますけど。
だから施主がしっかりする必要がある。
自分達の生活をリアルにイメージして、細かいところまで間取りを修正したり、オプションを追加したりしないと、建売住宅のような家ができてしまうのだ。
私が施主力を主張するきっかけがこれだ。
営業マンに全てを任せない。自分で責任持って考える。
これが良い家づくりのポイント。
良くも悪くもそれに気づかせてくれたのがパパまるハウスである。
こっちの希望には真摯に対応してくれましたし、一緒になって実現できるよう親身に考えてくれましたよ♪
こっちから提案するってのが大事だね。
評判11 細かい不具合がたくさんあった
ここに書くと長くなるが、着工してから気づいた不具合がたくさんあった。
住み始めてから気づいた不具合も合わせれば両手で収まらないくらいあった。これは私の場合だけかもしれないが、施工が早い分、こういうことが起こりやすいのかなと思った。
頼んだ仕様と違うものがついていたり、施工が雑だったりするところがあったんですよねぇ。直してもらいましたけど、これはちょっとガッカリ。
この辺は以下の記事にまとめてあるので、気になる方は参考にしていただきたい。
まとめ パパまるハウスはヒノキヤのメリットを活かしたローコストメーカー
私はパパまるハウスで建てていながら、そのことにはほとんど触れてこなかった。
遅かれながら今回がパパまる関連記事の第一回目になってしまった。
それは、住宅ローン、外構、住宅設備など、ハウスメーカー選びの前に知ってほしいことが山ほどあるからだ。
いきなりハウスメーカーを探しに住宅展示場に行く人が多いが、それはオススメしない。効率が悪すぎる。ハウスメーカーを検討する人は、以下の記事を参考にしてほしい。
少し話がそれてしまったが、パパまるハウスはただのローコストメーカーではない。
ローコストを叶えつつ、ヒノキヤの高い品質、サービスを採用したハイコストパフォーマンスメーカーである。
もちろんコストのために切り捨てなきゃならないことも多いが、安くていい家を建てたい方は、是非とも候補に入れていただきたい。
【請求書公開】パパまるハウスの値段は安い?坪単価は?疑問をまとめて解決
引き続きパパまるについて施主目線の記事を更新していくので、ぜひぜひ読んでください!
今回は各項目についてザックリとした記事にしましたが、詳しく深掘りしていきます!
よろしくお願いします!
よろしく頼むぜ!!
もうちょっとちゃんと頼んでください!笑
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