注文住宅を検討するときに、住宅展示場にふらっと出かける方は非常に多いです。
かくいう私もそうでした。
しかし、それは「近道にみえてとんでもない遠回り」だという事に気づいている人は少ないです。
なぜなら、住宅展示場は気軽に行けてハウスメーカーはウェルカム状態。いろんな話も聞けるし家も見れる。それなりに充実した時間を過ごすことができるからです。
それでも私はいきなり住宅展示場に行くことはNGと声を大にして言います。
今回は、実際に注文住宅を建てた私が自分の失敗談を元に、効率的なハウスメーカーの選び方について解説していきます。
この記事でわかること
- ハウスメーカーの効率的な選び方
- 住宅展示場がなぜ非効率的なのか
→お金と時間を節約して、効率的にマイホームを検討することができるようになる!
マイホーム計画は、本当にやることがいっぱいです。しかしながらどれも大切なステップばかり。一つ一つをしっかり理解して、ご自分の納得いくマイホーム作りをしていただきたいと思います。
当ブログでは、マイホーム作りの基礎知識から家選びの考え方など、体系的に記事を乗せてありますので、ぜひ他の記事も参照していただき、お役に立てて欲しいと思います。
いってみよ〜♪
色々注意することがありますので、ぜひ最後まで読んで下さいね!
いきなり結論 ハウスメーカー選びは無料相談を活用すべし
失敗しないハウスメーカー選びの最短手順は以下の流れです。
- どんな家にするか家族で話し合う
- webの無料相談サービスでハウスメーカーを絞り込む
- 住宅展示場に行って、実際に気になるメーカーを訪問する
何それ!周りくどー!
新築のテンションが上がってる時に展示場行くから楽しいのに!
私がそれで失敗してます。笑
なぜ失敗したのか、どうすれば成功するか、ぜひ読んでいってくださいね♪
家づくりのステップは、やることたくさん!
家づくりは注文住宅は構想から建築、引き渡しと、まるで夢が現実になっていくように進んでいきます。
形のないところから様々な工程を経て家が形になっていきますので、そのプロセスは多く、たくさんの壁を超えてかなければなりません。
その全体の流れは以下の通りです。
各ステップの詳細は、リンクから記事に飛べるようになってます。
注文住宅 マイホームゲットまでのステップ7つ
※上記の流れは一般的な建物の構想から引き渡しまでの流れですが、土地を持っていない場合はこれとは別に土地選びのステップも同時に入ってきます。
なぜいきなり住宅展示場に行ってはダメなのか
とりあえず展示場って普通でしょ?
いろんなハウスメーカー見れるし。
ダメです。
え〜なんで?
営業マンと直で話せるし、手っ取り早いじゃん!
だーめ。笑
なんでよー!!
はっきりしなさいよー!!
ちょっと怒られてしまったので、早速解説していきましょう!
1日に話を聞けるメーカーは1、2件。時間が足りない。
どういうこと?
だって展示場ならたくさんのメーカーが入ってるでしょ?
私もそう思っていきなり展示場に行きました。
それが失敗だったんですよねぇ。
まず結論からお話ししますと、ハウスメーカー1件につきかかる所要時間は約2時間です。
もう一度言います。
1件につき2時間かかります。
2時間??
長っ!!
こちらとしてはふらっと立ち寄った程度の軽い気持ちで行くんですが、ハウスメーカーからしたらお客さんの訪問です。何千万円の契約が取れるかもしれないと目の色を変えてきます。
まず受付と称したアンケートを書かされ、そこから何やかんやと2時間は拘束されます。
ただ、その2時間は、無駄な2時間というわけではありません。
訪問したハウスメーカーで過ごす2時間の内訳。
- お客様アンケート
- ハウスメーカーの特徴などの売り込み説明
- 希望の間取りなどのヒアリング
- モデルハウス内の案内
- 質疑応答 などなど
こちらとしてもメーカーに興味があって訪問するわけですから、これらの内容はとても参考になる内容ばかりです。
そうでしょ?
それなら何で展示場に反対するのさー?
展示場に行くのが反対なのではないんですよ。
何も決まってない中、いきなり行くのが反対なんです。
最初の一件目はいいでしょう。
色々勉強になると思います。
しかし、先ほども言いましたが、1件に2時間ほどかかるのです。
次の2件目に行ったらまたイチからアンケートを書いて説明を受けて、、、これを繰り返すことになるのです。
2件いったら軽く4時間かぁ。。
住宅展示場は子どもがグズる。親は辛い。
国土交通省が発表した「平成29年度(2017年度) 住宅市場動向調査報告書」(引用元)では、初めて住宅を取得した方の年齢は30歳代が最も多いというデータがあります。
つまり多くが子育て世代ということになり、私のその1人でした。
子供を2人連れて面倒を見ながらの展示場はかなりきつかったです。
子供の性格にもよりますが、うちの場合は1時間もしたらグズグズ始まり、帰りたい帰りたいと騒ぎました。笑
こどもはカワイイけど、そういうとこ大変よねぇ。
結局妻が子供を連れてその辺を散歩している間に私が営業マンの話を聞く、という構図が定着してしまって、夫婦で一緒に検討できませんでした。
もし子供がいなかったとしても、2件も行くとかなり疲れてしまいます。
つまり、何社も何社も検討するならば休みの日を何日も使って通わなければならないということになるのです。
でもこれはかなり時間と体力を使うため、完全に非効率的です。
1回は行ってみたいけど、何回も行くのは嫌だわぁ。。。。
その後の営業が半端じゃなくしつこい
これはみなさん聞いたことありますよね。
こちらとしては一度話を聞きに行っただけのつもりでも、ハウスメーカー、営業マンからしたら関係ありません。
顧客名簿にしっかり残して、家を建てるまで営業されます。
何度も何度も電話がきたり、DMが送られてきます。
積極的な営業マンは、ノーアポで家まで来ます。
メーカーを悪く言うつもりはありませんが、一度話を聞いた大和ハウスの営業マンは、ほぼ毎週家まで来ました。断っても断っても来ました。
一条工務店のDMは、訪問から4年が経った今でも届き続けています。
その他のメーカーも、不定期な電話やメールは家を建てた現在でも続いています。
全て私の経験からの実話です。
やだ〜迷惑通りこして怖いくらい。。。
そもそも、モデルハウスは参考にならない
通常、家族で住む戸建てを建てる場合は30坪〜40坪ほどの大きさが一般的です。
その中で予算と相談しながらオプションを付けたり削ったりしてお家の仕様を決めていきます。
しかし、展示場のモデルハウスは50〜100坪を超える大豪邸、オプション盛り盛りの超豪華仕様になっているのが普通です。
展示場を見て「ひろ〜い!」なんて言っている人をよく見かけますが、広く見せるため廊下もリビングも大きく造っているんだから当たり前なんです。
さらに言うと、実際そんな大きい家は建てないんだから、自分の参考には全くならないのです。
ゆ、夢がないこと言うね!
すみません。笑
でも、これは現実なんです。
涼しいとか暖かいとかいうのも、一日中全部屋エアコン全開でお客さんを迎えているのですから、これも当然。
展示場で暑かったり寒かったりしたら話になりません。
全館空調でもなければ自分の家で全部屋エアコンを常に運転する家庭なんか普通ありませんよね。
つまり、わざわざ時間と手間をかけて展示場に行くメリットは少ないということです。
じゃあ一体どうすればいいのよ!
そこまで言うからにはちゃんとした意見があるんでしょうね!
正しいハウスメーカーの選び方
大切なこと!まず家庭でどんな家にしたいかを話し合おう!
なになに、ずいぶん当たり前のことじゃない?
本当に基本的なことになってしまいますが、目指す方向が違ってはマイホーム計画はうまくいきません。夫婦や家族で、どんな家にしたいか、どんな家に住みたいかをしっかり話し合いましょう。
平家?二階建て?全館空調?インナーバルコニー?和風?洋風?床暖房?屋上バルコニー?などなど。優先する仕様を決めましょう。
希望の家を叶えてくれそうなメーカーを絞ろう!
ここでやっと展示場に行くわけね?
う〜んまだです。
まだ早い。
え〜だって見に行かなきゃメーカー絞れないじゃん!
それじゃさっきと変わりません。
みるメーカーを絞ってから行くのです!
どんな家にしたいか決まっても、展示場で1日に回れるメーカーは1〜2件がいいとこ。
そこは変わりません。
それなら、見るメーカーを事前に決めてから、狙い撃ちしましょう。
ふらっと行って、声をかけられたメーカーの話を聞くなんてのは、もってのほか。時間がいくらあっても足りませんよ。
でも、メーカーを決めるってのが難しいんだよ。
夫婦で気になるメーカーが違うし、どこが何を売りにしてるかってHPだけじゃ分からない部分が多いんだよ。
確かに私もそのパターンでした。
妻はいろんなメーカーが気になるタイプで、ネットで調べた情報をもとに、たくさんのメーカーを見たがっていました。
私は予算が心配だったので、ローコストメーカーを中心に検討したい、くらいの考えしかありませんでした。
結局なんとなく有名メーカーの話を聞いて、「結構たかいねぇ」なんて言いながら帰ってくるという無駄な時間を過ごしてしまいました。
ん〜じゃあどうすればいいの?
後悔しないためのハウスメーカーの選び方
結論 完全中立な立場のWebサービスに相談する
私がオススメする無駄のない超効率的方法はただ一つです。
プロに相談すること。
プロと言っても、ハウスメーカーの営業マンではダメです。営業マンは自分の会社を売り込むのが仕事ですから、ハウスメーカーや仕様選びをする上では全く参考になりません。
完全に中立で、悩んでいる施主の予算や希望を考慮して、ベストな提案をしてくれるプロに頼む必要があります。
そんな施主にとって都合のいい話あるかいね。
あります。
え、まじ?
ネットで完結したいなら【タウンライフ】
家づくりを検討している方ならご存知の方も多いと思いますが、タウンライフなら自分の希望に合わせたハウスメーカーの比較、同じ条件での一括見積りをすることができます。
それだけでなく、まだどんな家にしたいか迷っている方に対しては間取りの提案や土地の提案も全てまとめて相談にのってもらうことが可能です。
全国どこでもネットから相談できて、地域に合ったハウスメーカーを厳選して提案してもらえます。これがとっても大きい。住宅展示場に通わなくてもメーカーの絞り込みをしてもらえるのです。
すごいけど、手数料いくら取られるの??
サービス全てが無料です!
詳しくはタウンライフのホームページにわかりやすく書いてありますが、これら全てのサービスがぜんぶタダです。
どのハウスメーカーに決めても、どの仕様を選んでも、マージンを取られることは一切ありません。
えー!!
タウンライフってボランティア団体?NPOとか?
違いますw
推測ですが、ハウスメーカーと提携していてそっちから広告費を取っているんじゃないかなと思います。
だから、施主にとってはメリットしかないんです。
私は最初このサービス自体を知らなくて、マイホーム計画の途中で知りました。ハウスメーカーが決まりかけていた段階で知ったので、膨大な時間を浪費(住宅展示場に通った)した後でした、、、笑。
マイホーム計画のノウハウが詰まった冊子も無料プレゼント中なので、とりあえずユーザー登録だけでもする価値はめちゃくちゃ高いです。
タウンライフ公式ホームページ -完全無料。施主目線でマイホーム計画をまるごとサポート-対面で相談したいなら【注文住宅の相談窓口】
これは近くに店舗がある場合に限定されますが、お住まいの地域に店舗があるなら定型住宅会社1563社を誇る注文住宅の相談窓口がオススメ。
上記のタウンライフと同様に、全て無料で土地選びから資金計画もハウスメーカー選びも丸ごと検討できます。
対面で相談できるので、希望や要望をきちんと伝えられて効率的に検討を進めることができる点がGood♪
提携会社が多いので、希望に合うハウスメーカーをきっと見つけてくれます。
来店てめんどくさいけど、もれなく要望を伝えることができれば近道になるね!
デメリットとしては全国に70店舗ほどしかないので、近くにないなら使えないですね。
ハウスメーカーを絞り込んだ後なら、住宅展示場は超有益
このような便利なツールを利用して、自分達に合いそうなメーカーを絞り込んだ後なら、展示場の訪問は絶対に無駄になりません。
聞きにいったメーカーがイマイチでも、それは消去法として候補から外れるだけなので、無駄にならないからです。
やりたいことや間取りなどが固まっていれば尚更、メーカー1件1件の2時間はとても濃いものになりますし、展示場で見れる設備なども参考になるでしょう。
住宅展示場は、お家のことを学びに行こうとするのではなく、本当の意味で建てるための検討をしにいく場所と考えれば、貴重な時間を無駄にすることなく計画を進めていけます。
これは私の失敗から断言します。
あぶなかったー!
とりあえず展示場行こうとしてたー!
よくわかっていただけたようで、何よりです、、笑
まとめ 失敗しないためのハウスメーカーの選び方
- どんな家にするか家族で話し合う
- webの無料相談サービスでハウスメーカーを絞り込む
- 住宅展示場に行って、実際に気になるメーカーを訪問する
どうでしょう?
この結論でうまくいく気がしませんか?
最初は回りくどいと思ったけど、これなら私もできそう!
ハウスメーカー選びは長い道のりの一歩目です。
でも、その一歩目を踏み間違えないように、正しい選択をしてくださいね。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。読んでくださった方の少しでもためになるような記事を書いていきたいと思っております。
今回はハウスメーカーの選び方に注目しましたが、お金に関することも大切なことです。
住宅ローンについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
私がお勧めしているサービスで、全ての方に勧めたいのはモバイル保険。詳しい記事はこちら
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